ギャンブル依存性の本質とは⁉️

分かっていてもなかなか
止められないのが
ギャンブル!

どうしてギャンブルは
依存性があるのか⁉︎

要は負けを取り戻そうと思って
ズルズルと深みにハマっていきますね。

そうなることは分かっていても
ここで止めてしまったら
今まで損したことが無駄になる。

儲かるまでいかなくても
せめて少しは取り戻してから止めたい。

そういう心理が働いて
なかなか止められないそうです。
さらに勝っていても
もっともっと儲けたいという
心理も働くために
勝ち逃げもなかなか出来ない。

それがタチ悪い。

合理的に考えるとおかしな話ですね。
過去の損は、その時点で終わっていて

いくら頑張っても
回収のしようがありません。

今は今の勝負をしているのであって
将来の利益だけを考えるべきですね。
これを

「サンクコスト」(理没損失)

の罠と呼びます。

何度も浪人したり
何度もお見合いしたり
事業撤退がなかなか出来ない

という場合にも現れる
落とし穴ですね。
ギャンブル依存性の方は
深みにハマると全てを失うので。
そこそこまでに。

あなたは
確実に1万円が手に入る儲けと
40%の確率で勝てば3万円がもらえる儲け
の賭けだと、どちらをやってみたいですか?

おそらくほとんどの人は
1万円もらえる方を選ぶと思います。

これの期待値を計算すると
前者は1万円。
後者は1.2万円となり

実は後者のほうが合理的な選択です。
では、

確実に1万円を損する賭けと
40%の確率で勝てばゼロ(負ければ-3万円)

の賭けだと、どちらを選びますか?

今度は後者が損なのにかかわらず
後者を選ぶ人が増えますね。

つまり私たちは利益に対して
リスクを回避する。

決定をするのに対して
損失に対してはリスクを取る
決定をしがちになります。

これを

「プロスペクト理論」

といいます。
同じ1万円でも
利得した1万円と損失した1万円とでは
価値が違う!!


日々の行動の中でも無意識に
この心理は働きます。

だから
ギャンブルで負けた金額を
取り戻そうとして
諦めがつかないんですね。


【人は失うことに対して敏感】


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